2012年7月6日金曜日

あわれ、ピーターラビットは

新しくこの世に出現したウイルスは最初は強毒だがだんだん弱毒化する、という話しを授業でした。

今日はそのお話し。

むかしむかし、オーストラリアにはうさぎはおらんかった(有袋類の天国なので)。

しかし入植したイギリス人が持ち込んだうさぎは、天敵がいなかったおかげでその後爆発的にふえたんじゃ。

そうなると、農作物がうさぎに荒されるようになった(よくある話し)。


当然、うさぎは目の敵!



そこで、ウイルスを用いてうさぎを駆除しようということになった(人間が一番怖い)。



一度かかれば助からないという致死率99%の強毒性のウイルス。

あわれ、うさぎは激減し、これにてめでたし、めでたし、

となるはずだったんじゃがの、数年経ったら致死率が75-90%に減少しさらに数年後は50%へと減少した。

強いウイルスはうさぎを速効殺してしまうためウイルスはそれ以上広まらないのに対して、一方、弱いウイルスに感染したうさぎはかかったまま走り回るため他のうさぎへも感染が広まる。

かくしてウイルスは弱毒化し、おまけにうさぎの中にウイルスにかかっても死なない抵抗性の個体も出現してその子孫が広まった。

そのため、まだオーストラリアではうさぎの食害が今でも続いてお百姓さんを悩ましておるそうな。

めでたし、めでたし

おしまい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/兎粘液腫

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