遊泳能力は、魚、魚竜、イルカ
脊椎動物にあって、このように飛行能力、遊泳能力は何回も独立に獲得された。
このように、それに意味があれば、異なる生物は何度でも似たような進化を行う。
このような収斂(しゅうれん)進化を考えた時、宿主細胞への細菌の共生による真核生物の誕生も何回もあってもよさそうである。
しかし、実際には真核生物の遺伝子を調べた結果、全ての真核生物は同じ単一先祖起源だった。
つまり、細胞とミトコンドリアが共生に成功したのはこの20億年の中で一回しか起こらなかった。
そのくらい、この共生は有り得ないくらい幸運だったのだ。
(このくらい喜んでもよい)
もしくは、太古に様々な共生(ルームシェア? 同棲?)が試みられたが、我々の先祖さまの細胞の前に儚くも駆逐されてしまったのかもしれない。
なんにせよ、我々の宿主細胞とミトコンドリアの関係は20億年に1度のベストカップルなのだ。
そして我々は、そのベストカップルの子孫なのだ。
そして我々は、そのベストカップルの子孫なのだ。
(アクエリオン越えの、20億年の愛)
それにしても、真核生物は原核生物(細菌)を取り込むことでどうして大きく進化できたのであろうか。
なぜ、細菌はいつまでも微生物のままなのだろう?
(つづく)
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