と言っても名称が消失するだけで、ヨーロッパへの販路拡大のために名称が「マイルドセブン」から「メビウス」に変わる。
というのも「マイルド」とか「ライト」の名称使用がヨーロッパの国で禁止されているため。
なぜかというと、これらの呼称はタバコの有害性が低いとの誤解を消費者に与えかねないとしてWHOで2005年に「たばこ規制枠組み条約」で禁止されている。
30年以上慣れ親しんできた名前が消えるのを惜しむ愛煙家の声もあるが、この間、日本でマイルドセブンの呼称が使われ続けたことの方が問題。
(北海道のマイルドセブンの丘にも行きました)
しかし、メビウスと言えば、メビウスの輪。終わりがない。
止められないチェーンスモーカーを密かに願ってのネーミング(と勘ぐられるぞ!)。
自分はたばこは吸わないので、癌になるリスクを犯してまでたばこを吸い続ける人の気持ちが理解できない。飲み屋とかの副流煙による受動喫煙でえらい迷惑しているし。
複合的なタバコの問題については授業でも時間を割いて話すが、ブログでもいずれまた。
日本では健康を害することの理解が進んで、タバコ消費量は1996年をピークに2011年にはその56%まで減少した。
そのためJTは海外に眼を向けざるを得ず、今回の仕儀になった次第。
すでに、JTの海外売り上げは日本国内の1.5倍あるという。
これは、害毒を外国人に売って儲ける所業。
いくらタバコ産業で食べている人がいるからといって、他国民の健康を害してモラルもくそもない。
それは、アメリカのタバコ産業が自国の喫煙者が減少したために、日本を含め外国に大量のタバコ(マールボロとかその手の)を売りつけている構図と同一。
日本もアメリカと同じ穴の狢、というわけ。
名称だけでなくタバコそのものがこの世から消失して欲しいとの願いは、非喫煙者に共通だろう。喫煙者は自分が死んだ時、残された家族が受ける悲しみや辛さに思いを馳せて欲しい。
(涼宮ハルヒの消失。消失してはいけないものもある)
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