2012年9月27日木曜日

嬰児殺し(3)女児殺し

産まれた子供が男か女かによっても嬰児殺しの比率が異なる。

いくつもの狩猟採集部族において女子殺しの方が高いのである。

フィッシャーの原理に則れば男女比は1:1が理想な筈で、明らかにこれから逸脱する。

さらにこのような社会にあっては、授乳の期間、食事のお椀の大きさ、では男の幼児に対しての優遇がみられる。

男尊女卑の社会だからということではない。

部族間の武力闘争でもし負けると、その部族の男は殺され女は略奪される。
その戦う戦士(男)を部族で育てることは部族の存続のためには必須となる。

そのためには、女児が産まれたら殺してでも次に男子が産まれてくる可能性に懸けることで、女子殺しが行われることがある。

その結果、女の比率が低くなり、余所の部族の女を奪うためにさらに部族間争いの圧力が高まり、さらに男手が必要となり(以下略)。


やれやれ。。

人間は改めて戦闘種族だと思い知らされるが、赤ちゃんこそいいとばっちりだ。

戦闘種族サイヤ人





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