WCイタリア代表が専属シェフ団を連れて行く、という噂を聞いたことがあるが、選手にとって食べ慣れているものを食べないと本来の力が発揮できない、ということは想像に難くない。
自分も、スイスに行ってもスイス料理に切り替えることができなく(多分それは食の国、フランスやイタリアに行っても同じだったと思うが)、後から船便で炊飯器とお米が届いてご飯が食べられるようになった時には、小躍りして何杯もおかわりした(笑)
バーゼルには日本人会はあったものの、そんなに日本人はおらず(チューリッヒに比べて)、日本レストランはバーゼル駅にあるSakura、日本食材店は駅裏にあったMikadoのみ。
(バーゼルSBB駅)
でもあったくれただけでもありがとう!だった。
Mikadoには本当にお世話になった。
冷凍ではあったが納豆もあったし、貸本もあった。
久しぶりにネットで調べてみたら、Mikadoは残念ながら閉店してしまったようで、バーゼルの日本人の人は苦労しているようだ。
しかし、Mikadoにも鮮魚はなかった。
仕方なく、普通のスーパーの魚コーナーに行くと、そこでは衝撃的な臭い!
アンモニア臭、硫化水素臭、つまりタンパク質が腐った臭い。
要は、日本人だったら結構です、というような腐り始めた様なさかなが置いてある。
日本人が魚に対する思いと、スイス人の魚に対する思い、彼我の違いを思い知った瞬間である。
(サザエさんの魚屋のおじさんがスイスにも欲しかった)
スイスの魚料理は白身魚のムニエルが主流だが、その魚は鱈のような大味というか、味のないパサパサな魚が主体で、ムニエルじゃなければ美味しく食べられそうもない。
日本人が一番美味しく魚を料理する民族であることを信じて疑わない。
おさかな万歳!!
(ピカイアはどんな味がしたんだろう、笑)
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