狭い国土にグローバル企業がたくさんあるから。
ネスレ、ローレックス、スウォッチ、多くのスイスの銀行、製薬会社大手のロッシュ、ノバルティスなどが世界企業として活躍している。
スイスの人口は700万人程度なので、大きくなろうとする企業は必然的に世界に眼を向ける。
そしてスイス人の勤勉さが優良企業を支えている。
例えるならばスイスは、本社が多く集っている東京や、TOYOTAの城下町、愛知が独立国家になったようなもの。
(愛媛の緑は特に意味はなし)
日本と同様に、スイスでも農業関係の従事者は高額所得者というわけにはいかず、零細農家が多いが、EUにも属していないスイスは国外からの農産物に関税をかけることで自国農家を守るとともに、補助金も出している。
特に酪農(牛、羊、山羊)はスイス独特の景観、観光資源の保全にも役立っているため(広大な草地が放牧場になっている)、手厚く守られている。
スイスがEUに加入しないのは、いずれの軍事的勢力にも与せず永世中立が理由だけではない。EUの有象無象と一緒になってしまっては、折角の自国の豊かさが守り切れない(原発立地市町村は莫大な見返りをもらっており、近隣市町村と合併したがらないのと同じ)。
今回のユーロ危機をみればスイスの選択は間違っていなかった。
南はイタリアに接しているのによく毒されないでやっていることだ(ラテンの国、イタリア、スペインはゲルマンのドイツほど勤勉ではない)。
(ハイジも補助金で守られていた)
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