その国の民と交わろうとせず、独自の文化、宗教をもっているため、ヨーロッパの人には敬遠されている。総じて貧しい。
敬遠と言ったが、有り体に言えば差別されている。
イタリアに旅行した時には、ローマではロマの子にお財布を擦られないように気をつけてと言われた。幸いなことにそんな目に遭わずにすんだが。
ロマの有名人と言えばチャプリン。
チャップリンも幼児期を極貧の中で暮らして、その映画に流れているのは極貧の描写である。
(チャールズ・チャップリン)
スイスにはロマは他のヨーロッパ諸国に比べたらとても少ない。
スイスの物価が高いために貧しいロマは暮らせない。
しかしロマもいないわけではなく、スイス人がロマについて語る時に顔をしかめていたのを思い出す。
流浪の民は結局は異分子扱いされて嫌われてしまう。
国と言う概念が曖昧だった頃にはまだしも、国境ががっちっと決まってしまうと、定住地を持たない流浪の民は本当に大変だろう、と思う。
(るろうに剣心)
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