2013年3月17日日曜日

こわい漢字(30)「義」

羊は生け贄になるものの、あんまりこわい話がなかったが、今回は違います笑

「羊」と「我」からなる「義」。



「我」は鋸(のこぎり)を表す字。

古代中国殷で「我」が鋸のいみでは使われた例は見つかっておらず、すぐに同音であった「わたし」の意味に仮借(かしゃく、音だけ借りて別の意味に使われること)して用いられたようだ。

裁判の儀式のために羊をのこぎりで切っている字が「義」。

そういえば、儀式の「儀」にも確かに「羊」が使われている。

その儀式の供物とする羊を切って、神に内臓まで含めてその美しさを示した。

その完璧なることを「義(ただ)しい」と言った。


更には、真打ち登場、犠牲の「犠」。

旧字は「犧」で「牛」、「羊」、「我」、「コウ(朽のつくり)」からなる。

「コウ」は羊の切断された後脚を表す。

これになんと「牛」までおまけして神に供物を捧げている姿が、「犠」である。



じゃ、「儀」は「人」が生贄におまけされたのか(´・ω・`)?

というと、どうも人の「儀礼」を表す字らしい。

よかった、よかった (*^ω^*∩

鋸ネタ(チェーンソーですが笑)、二発!


グレル、これでも死神DEATH!!
黒羊

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