これは、取っ手のついた大きな針の象形文字である。
これは入れ墨の際に用いられていた。
この針で入れ墨をされる時の痛さが「辛」(つらい)になった。
口の中の痛さは「辛」(からい)となる。
ではどういう際に、この針を用いて入れ墨を施したかというと、
それを示しているのが「妾」(めかけ)。
これは「辛」と「女」からなる。
現在では二号さんの意味でも用いられる「妾」ではあるが、元々は、罪を犯した女性に入れ墨を施して神への奉仕を行わせた。
そこから、人にかしずく女性のことを「妾」(はしため)、男性に囲われている女性は「妾」(めかけ)ということになった。
さらに、男性の場合では「童」。
これは上から「辛」、「目」、「東」、「土」からできている。
「東」と「土」からできている「重」は音を担っている。
罪を犯した男性は、目の上に辛で入れ墨の刑を受けた。
受刑者(童)は、結髪を許されず、ざんばら髪であった。
そのため、同様の髪型をしていた子供のことを、後に「童」(わらべ)と呼ぶようになった。
しかし、元々は受刑者だったために、「童」にはしもべの読みもある。
今では童謡というと子供の歌と思われているが、元々は受刑者の労働歌を童謡と読んだ。
そこには呪術的な性格が籠められており、もちろん、怖い内容のものもあっただろう。
児童のみなさん、童謡を心して歌いましょう(・∀・)ノ
ジョジョ第二部も佳境!
今は大きな童がアニメを楽しむ時代です。
時代は変わるのです、うん!(`・ω・´)
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