気分一新、新章突入。
今回は「におい」の話。
山本大輔著『恋愛遺伝子』からの話題。
(註:恋愛遺伝子でググったら大変なことに笑)
帯文に書かれている「HLA」というのは昨日登場したMHC(主要組織適合遺伝子複合体)と同じもの。
主要組織適合遺伝子複合体(Wikiより)
ヒトのMHCはヒト白血球型抗原 (HLA) と呼ばれる糖タンパクである。このMHC分子は抗原提示を行うことで細菌やウイルスなどの感染病原体の排除や、がん細胞の拒絶、臓器移植の際の拒絶反応などに関与し、免疫にとって非常に重要な働きをする。
そのMHCとにおいが関係していて、女性は自分とMHC型の離れた男性をにおいで判別している、というのが昨日の話。
ここで、補足。
逆の実験が行われたかどうかは書かれていなかったが、恐らくはやられたとしてもポジティブな結果はでないであろう。
つまり、男性が、MHC型の離れた女性をにおいで判別できるかという実験。
このブログで何度となく繰返しているが、
動物の場合には、女性に男性を受入れるかどうかの権限が付与されている。
(植物の場合にも、その花粉を受入れるかどうかは雌蘂が決める)
女性の残せる子孫の数が少ないことと子育ての過重が大きいことにより、男性を厳選して受入れるようにプログラミングされている。
女性の子を残す基本戦略は「量より質」。
それに対して、男性の戦略は「質より量」になるために、女性程には異性を厳しく厳選しない。
つまり、においでMHCの判別をするなどという面倒な機能は男性には備わっていなさそうだ。
その証拠に、「お父さんって臭い」と言う娘さんはいても(可哀想だから少なくとも面と向かって言わないであげて下さいね、笑)、「お母さんって臭い」という息子が多いという話は寡聞にして知らない。
女性の方々、くんくん嗅いでどうぞ厳選したよい商品をお買い上げ下さいまし(笑)
『刀語』、絵柄は奇異だが試食を勧めます(・∀・)ノ
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錆白兵との一戦は見たかった(笑)
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